市町村から固定資産税と都市計画税の納付書が毎年、4~5月頃送られてきます
(東京23区は都税事務所)。お送り先はその年の1月1日に不動産を所有していた
方です。納付書の金額に従って年4回にわけて納付します。もちろんまとめて
支払っても構いません。以前はまとめて前納すると多少の割引がありましたが、
現在、値引きはありません。
不動産売買の際、固定資産税等の清算は日割計算にて行われます。弊社で使用
している売買契約書には引渡しの前日までの分を売主、引渡し日以降の分を買
主の負担として清算します。なお、起算日は1月1日です。私が不動産業界に
入った28年前の話ですが、関東圏の起算日は1月1日、関西圏の起算日は4月1日
と聞いたことがあります。
弊社でのお取引の場合、たとえば固定資産税等の年税額が80,000円で、引渡し
日が7月1日の場合でご説明します。
起算日が1月1日ですから、売主様のご負担は6月30日までの181日、
80,000円×181日/365日=39,671円。買主様のご負担は7月1日から
12月31日までの184日になりますので、80,000円×184日/365日=40,329円
となります。小数点以下を四捨五入してお引渡し時に清算します。
前述のとおり、固定資産税の清算については実務上ほぼ100%行われますが、
現行の法律では特に規定されているわけではないんです。あくまでも契約書の
条文に明記されていて、それに従って清算を行います。
起算日や清算方法は仲介業者によって異なる場合がありますので、契約書の
条文をよくご覧になってください。詳細はお気軽にご相談ください。中学生
にも理解していただけるようなご説明を心がけています。
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posted by fujichan at 16:59| 東京 ☁|
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