ローンを申し込むことができます。その際、申込方法には連帯債務、連帯保証、
ペアローンの3つの方法があります。今月はそれぞれの違いと注意点をお伝えします。
連帯債務は1本の住宅ローンです。ご主人と奥様の収入を合算して融資を受けます。
3,000万円融資を受けた場合、夫も妻もそれぞれ3,000万円の返済義務を負い、
返済を求められます。連帯債務の代表的な住宅ローンは「フラット35」です。
住宅ローン控除はお二人とも受けることが可能です。ローンの事務手数料や金銭
消費貸借契約書(金融機関とお金の貸し借りをする契約書のこと)に貼付する印紙
代も1本分です。
連帯保証は夫が債務者で妻が連帯保証人だった場合、夫が返済しないときは妻も
連帯して返済する責任を負うものです。でも金融機関に対しては夫のみが債務者と
なり、妻は債務者とはなりません。あくまでも夫のみの住宅ローンとなります。
この場合は妻は住宅ローン控除が受けられないので注意が必要です。ローンに
関する諸費用も連帯債務同様1本分です。
ペアローンとは夫婦それぞれが住宅ローンを組む方法です。今までのケースとは
異なり、住宅ローンは2本となります。この場合は住宅ローンが2本ですから
もちろん住宅ローン控除もお二人受けることができますし、諸費用も2本分必要
です。ペアローンのメリットとしては、それぞれが団体信用生命保険(団信)に
加入して頂きますので、どちらかに万が一のことがあった場合、一方の住宅
ローンが完済されます。
なお、共有名義で購入する場合、持分にも注意する必要があります。頭金や
年収に見合った住宅ローンの負担額で正しく持分登記をしないとのちのち
贈与税がかかることがあります。
あとで税金がかからないよう、共有名義の場合は細心の注意が必要です。
三種類のお借入方法には一長一短があります。それぞれのお客様にあった
ベストなお借入方法をご説明させていただきます。経験の浅い営業マン
ではそもそも理解しておらず、説明できないこともあるようですので気を
付けてください。弊社営業マンなら研修や実践での経験がありますので、
お気軽にご相談ください。
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