題名:「うまくいかないあの人」とみるみる人間関係がよくなる本
著者:青木仁志さん
発行:アチーブメント出版株式会社
価格:1,300円+税
最初にお断りしておきますが、おかげ様で人間関係には恵まれております(笑)。
「30万人の人生が変わった! 新しい人づき合いの入門書」に惹かれて手に取っ
てみました。
著者の青木仁志さんは1955年北海道生まれ。国際教育企業ブリタニカにおいて
トップセールス、数々の賞を受賞して1987年人材教育コンサルティング会社を
設立。研修講師として活躍されながら40冊以上の書籍を出版されている方です。
青木さんは本書のなかで、誰とでも分かり合える5つのルールとして、
@まず、相手を認める(自分の考えを強要しない)
A穏やかに話し合う(話し合いそのものがとても重要)
B自論・自説は後回し(相手を理解することに尽力する)
C説教・説得はしない(何が面白いか聞いてみる)
D理解できることを率直に話す(相手と価値観を共有する)を挙げています。
1日5分でかまわないので、相手の「上質世界」に着目し、思いやりと応援の姿勢を
示すことで、妻や夫や恋人、子ども、上司、同僚、部下たちとの関係はみるみる
よくなっていくそうです。上質世界とは、「自分の心の中にある願望のアルバム」
のことだそうです。要するに私は「理想の世界」のことではないかと思います。
家庭の例で言えば、子どもの上質世界にあるゲームを無理に辞めさせるのではなく、
「お父さんにもゲームのやり方を教えてよ」と話しかけることで、コミュニケー
ションが生まれ、親子関係もうまくいくといったことだそうです。
本書を読んで一番腑に落ちた点は、人間関係を決定的に左右する2つの習慣でした。
それは致命的な7つの習慣と、身につけたい7つの習慣です。
致命的な7つの習慣は、
@批判する
A責める
B罰す
C脅す
D文句を言う
Eガミガミ言う
F褒美で釣る
それに対し身につけたい7つの習慣は、
@傾聴する
A支援する
B励ます
C尊敬する
D信頼する
E受容する
F意見の違いを交渉する
と書かれていました。
致命的な7つの習慣は、人間関係を修復するどころか、お互いの溝を深める結果しか
生みません。今すぐ「身につけたい7つの習慣」を始めていけば、それだけで人間
関係は好転するはずです。
人間関係をより良くしたい人、よりハッピーな人生を送りたい人に是非お勧めしたい
一冊です。高校生以上の方なら理解できる内容だと思います。
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posted by fujichan at 16:40| 東京 ☀|
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